歯周病

このような症状がある方、
歯周病かもしれません

  • 歯ぐきが腫れてる
  • 歯ぐきから血が出ている
  • 歯ぐきから膿が出ている
  • 歯がぐらぐらする
  • 歯ぐきが下がってきた
  • 歯が伸びてきた
  • 口が臭う

これらは歯周病の症状です!

このような症状で抜歯を勧められた方、もしかしたら残すことのできる歯かもしれません。歯周病は、治癒あるいは病状を安定させることのできる病気です。

そのためには、きちんとした検査・診断・プロトコールに沿った治療を行うことが大切です。

これらは歯周病の症状です01

日本歯周病学会認定医に
ご相談ください

長い間、上記の症状で悩んでいるあなた、歯周病の治療をきちんと行っている歯科医院を受診しましょう。当クリニック副院長は日本歯周病学会認定医です。ぜひ、一度ご相談ください。

これらは歯周病の症状です01
日本歯周病学会

歯を失う原因の第一位が歯周病

歯を失う原因の第一位が歯周病

8020推進財団の調査(2018年)によると、歯を失う原因の1位は歯周病(40%)で第2位がむし歯(30%)です。50歳くらいから、徐々に歯を失い部分入れ歯やブリッジやインプラントなどの欠損補綴を入れる人が増えてきます。
歯周病が1位である理由は、痛みがほとんどないこと、歯周組織の内側の目に見えない部分に起こる病気だということです。

歯周病は細菌による
感染症です

歯周病は細菌による感染症です

歯周病菌は少しずつ歯を支えている部分(=歯周組織:歯肉・セメント質・歯槽骨・歯根膜)を破壊していきます。歯ぐきの腫れ・出血などからはじまり、最終的には歯を支えている骨(歯槽骨)をも溶かしてしまう恐ろしい病気です。
歯周病の特徴としては、歯肉出血・腫脹等あるものの痛みがないため、病気という認識がなく重症化していくことです。そのため、Silent Disease(沈黙の病気・静かに進行する病気)Silent Killer(静かな殺し屋)ともいわれています。

歯周病と口臭の関係

実際に、定期的な歯科受診をされていない方は、歯がグラグラするなど、歯周病菌による破壊が歯槽骨まで達した際に、歯科医院を受診し歯周病と指摘されることも少なくありません。痛みがないのに、抜歯が必要といわれた方は、重度の歯周病が多いのです。
また、歯周病菌は嫌気性菌ですので、ある程度進行すると口臭も強くなります。独特の強烈な臭いがありますが、本人の自覚は乏しく(嗅覚は順応性が高い為、常に嗅いでいる自分の口臭には鈍感になります)周囲に迷惑をかけているのが現状です。

歯周病は、自然に治癒する病気ではありません。一旦、出血や腫脹がひいたと思っても確実に進行していきます。そして、さらに歯周病の恐ろしい点は、歯周病菌による感染症ということです。1カ所にとどまることなく、少しずつ周囲に広がっていきます。

痛みがなくても、歯肉が赤い、腫れている、出血があるなどの症状が見られたら、痛みがなくても受診をお勧めいたします。
手遅れにならないうちに、歯周病を治しましょう。

口腔の健康と
全身の健康の関係

口腔の健康と全身の健康の関係

歯周病は全身疾患の発症や悪化の原因の一つと言われています。歯周病は、歯周組織に炎症(歯ぐきの腫れ・出血・痛み)を起こします。炎症がひどくなると、膿も出てきます。

慢性の炎症性疾患です。

すべての歯周ポケットが5㎜以上あるとすると、体に手のひら大の潰瘍を放置していることになります。痛くないからと放置すると、この炎症を抑えようと産出される炎症性物質・内毒素・細菌自体が、血流を介して、全身に回ることにより全身疾患を引き起こします。
また、一部の歯周病菌のもつジンジパインというたんぱく質分解酵素は血液脳関門を通過しアルツハイマー病の悪化に関連があることがわかっています。

影響のある疾患

  1. 糖尿病
  2. 肥満・メタボリックシンドローム
  3. 脳梗塞・心筋梗塞
  4. 周産期合併症(早産・低体重児出産)
  5. 誤嚥性肺炎
  6. 腎臓病
  7. 関節リウマチ
歯周病と認知症

サンフラワーデンタル
クリニックの歯周病治療

日本歯周病学会のガイドラインに
沿った歯周病治療

歯周基本治療の治療計画

生活習慣、病歴、全身状態も考慮に入れた包括的な治療計画が重要です。医療面接(初診カウンセリング)にて、様々な情報を聞き取り、口腔内の現状把握の為に、様々な検査を行います。カウンセリングと検査結果より、診査診断リスクファクターの程度の大きさを判定します。歯周治療で重点を置く項目を決定していきます。

歯周基本治療の概念

歯周病の病因因子とリスクファクターを排除して歯周組織の炎症を改善しその後の歯周治療の効果を高め成功に導くための基本的な原因除去治療。

歯周治療の標準的な進め方

検査後に必要のない治療はスキップできます。

歯周外科治療

歯周基本治療を行っても、4ミリ以上の深い活動性の歯周ポケットが残存している場合や歯周病により破壊された歯周組織を再生したい場合には、歯周外科治療を検討します。歯周外科治療は、組織付着療法・切除療法・歯周組織再生療法および歯周形成手術(ペリオドンタルプラスティックサージェリー)に大別される。歯周組織の再生を期待する場合に歯周組織再生療法を歯肉退縮や浅い口腔前庭などに対しては歯周形成手術の適応を検討します。

歯周組織再生療法とは 日本歯周病学会のガイドラインに沿った歯周病治療 目的による歯周外科手術の選択基準

歯周病治療は動的治療と
メインテナンス

歯周組織の治癒はむし歯と異なり、悪いところを削って除去し充填あるいは補綴し、終了というわけにはいきません。歯ぐきの内側で起こっていることなので、病態を把握するための検査と評価が必要です。病態に応じた治療やメインテナンス・SPTが必要です。
サンフラワーデンタルクリニックでは、初診の方に受けていただく検査に歯周病の検査も含まれています。詳細な検査内容を知りたい方は、初めての方へのページをご覧ください。

初めての方へ