エクストルージョン
歯を残す治療
歯医者さんで歯を抜きましょうと
言われた方へ
もしかしたらその歯、サンフラワーでは残せるかもしれません。
- 【詰め物が取れてしまった方】
残った歯が短くて被せものが出来ないから抜きましょう - 【歯が欠けてしまった方】
欠けてしまったので抜きましょう - 【大きいむし歯がある方】
むし歯が深いので抜きましょう - 【歯がぐらぐらしている方】
歯周病で骨が溶けているので抜きましょう(→下記の歯周組織再生療法のページへ)
まずは診査・診断を
上記の方は、きちんと治療をすれば、残せる歯かもしれません。もちろん残せる条件を満たせばの話です。そのためには、まずは診査・診断が重要です。(→初めての方へのページをご覧ください。)
初めての方へエクストルージョンとは
歯を残す治療!!
被せものが取れたり、むし歯が大きかったり、歯が折れたり、割れたり…。原因はいろいろですが、歯根が長く、健全な歯質が十分確保できる場合は、ほとんど残せることが可能です。
歯の上端が、歯肉や骨縁下にある場合は、きちんとした修復が出来ません。被せものの淵から上に幅1ミリ以上、高さ2ミリ以上の健全な歯質がないと強度が得られず、歯根破折、脱離の原因になります。
そのためには、視診だけでなく、精密な検査(CT・レントゲン・マイクロスコープ)が必要です。どのくらい割れているのか、十分な歯質はあるのか、歯を引っ張り上げる際のアンカーとなる歯はあるのかなどを検査し、診断を行っていきます。
症例紹介
CASE:1
- 初診時被せ物が外れご来院。歯の上部はむし歯があり、虫歯を除去すると、さらに歯は短くなり歯肉に埋もれてしまいます。レントゲンとCTを撮影したところ、歯根が長く、挺出(歯を引っ張り出すこと)させても問題ないと診断しました。
- フックの装着むし歯を除去して、フックをつけました。フックにゴムをかけ、両隣の歯に渡したワイヤーに結び、歯を引っ張ります。
- 仮歯の装着十分にフェルールを得られたので、仮歯を装着しました。
- 1年後最終補綴物を装着して約1年経過しました。特に問題なく快適にお過ごしです。
CASE:2
- 初診時前歯の被せものが取れたとのことでご来院。
- フックの装着根の処理を行い、フックを装着しました。
- 仮歯の装着両隣の歯に伸ばしたワイヤーに引っかけて上に引き上げます。審美的な部位であるため、仮歯を装着しました。
- 型取り引き上げた歯を整えて被せものの型を取ります。
- 完成被せものを装着した写真です。(ジルコニアセラミッククラウン)